究極の暇つぶし。理不尽難易度無料ローグライク ダンジョンクロウル

あー暇だなー

なんかずっと遊べるゲームないかなー

フフフ…

!?

教えてあげよう、禁断の無料ゲームを!

貴重な人生の時間を恐ろしいほど食べてしまう悪魔のゲーム『Dungeon Crawl』

この超絶マニアックなゲームの存在を知っている人はそう多くないと思います。

でもローグライクという単語は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』でブームになった、入るたびに形が変わるダンジョンを攻略するゲームのことを指します。

要はこのゲームは、無料で出来る不思議のダンジョンです。これだけで神ゲーとわかりますね。

どんなゲーム?

WindowsPCで遊ぶことが出来る、ローグライクです。『トルネコの大冒険』よりあと、1997年に公開されており、見た目より新しい作品です。

英語版がもとになっており、有志によって翻訳されたものが、ぬるぽ堂で公開されました。現在ではダウンロード不可になっておりますが、検索するとダウンロードできるサイトが見つかります。(利用は個人の責任でお願いします。権利的にはライセンスの文章見る限り問題なし)

味わい深い翻訳がとても良い味をだしています。

音無し!エフェクト無し!アニメーション無し!のゲーム性だけが丸裸になった本格派(?)ゲームです。

どんな人にオススメ?

いやそもそもね?グラフィックが綺麗とか豪華声優とか、ゲームが面白いかどうかに比べたらどうでもいいんですよ。

むしろなんだかグラフィックがゲームの邪魔をしてるな、って感じる時あるじゃないですか。

その点このゲームはストイックです。
エフェクトもアニメーションも音もないから、敵に向かって方向キーをトントントンと叩いたら、もう3回攻撃して攻撃されてます。究極のテンポ。笑

トルネコの大冒険は「1000回遊べるゲーム」というキャッチフレーズで有名ですけど、このゲームは後述する種族、職業、信仰のおかげで楽しみ方が指数関数的に膨れ上がります。

そして不思議のダンジョンシリーズより優しくない作りになっているので(あのシリーズもよっぽどですが)、歯ごたえのあるゲームが好きな方や、理不尽に死んでいくのが楽しいという方には特にオススメです。

あと、さらに言えば、お金は全く使いたくないけど時間が有り余ってる人にもオススメですね。大学ニート時代にはなんかずっとやってた気がします。恐ろしいほど時間を持っていかれました。

PCは必要ですが、7MBくらいの容量なので、オンボロPCでも多分動きます。

どんなところがオススメ?

1.とんでもなく豊富なキャラメイク

種族26種類もあります。ゲームスタートした時点からなにがなにやら。

ちょっとハイエルフを選んでみようかな…。

ギャー。また大量の選択肢が。
ちなみにこのあと武器も選びます。
あと地下7階くらいにだいたい出てくる祭壇の間で12柱の神様を選んで助力を得ることができます。

と、まぁこんな感じで開始時から自由度が高そうだなあ(白目)と思えるような作りとなっているのです。

種族の選択がまたオタク心をくすぐるんですよね。
それぞれがガッチリと個性を演出していてぜんぜん違うプレイスタイルで遊ぶことができます。

ちなみに私は神々の末裔が好きです。信仰を得ることができないという最悪のデメリットが好きです。

キャラメイクの例

・丘ドワーフ×闘士(斧)
最メジャーなキャラメイクですね。このゲームで脳筋として最も安定している丘ドワーフでゴリ押すスタイルです。
最初はこれでゲームに慣れる方が良いのではと思います。

・闇エルフ×炎の精霊使い
精霊使いは要は魔法使いです。最も魔法適性が高い闇エルフで遠距離攻撃で攻略する楽しさを味わえます。

・ハイエルフ×戦士(剣)
やっぱファンタジーといえば剣でしょう!ということで剣の適正が高いハイエルフ。ただし結構弱いです(笑)。剣自体は弱くはないのですが、エルフの魔法適性を活かそうと思うと中途半端になりがち。風魔法を有効に使えるかがカギ。風の精霊使いから入って後から剣を育てるのもありです。

・ドラゴニアン×変異術師
ドラゴニアンとかいうロマン種族ですが、これも弱いです(笑)。ドラゴニアンは種族特性であまり防具をつけられない(!)ので、変身して蜘蛛とか石像とかになって戦うデメリットがあまりありません。頑張ればイケる。

・神々の末裔×炎の精霊使い
結構強いと個人的には思ってます。継続ダメージの焼夷の炎を重鎧の上から打ちつつ、メインは近接戦闘のデュアルタイプです。このゲームは重い鎧を着ると極端に呪文成功率が下がるので、そのペナルティを神々の末裔唯一の長所、高いステータスで補うというスタイルです。
なお、このゲームはステータスそこまで重要じゃなくて、スキルレベルの方が影響が大きいので、神々の末裔自体が弱めの種族になっています。

なにを言ってるかわけわからんと思いますが、私はロマンキャラを少し強引に使っていくのが好きなので、なんだかこういう要素はたまらんのです。

2.理不尽死

色んな死に方が出来ます。笑

序盤はずっとキョトンと死んでいきます。

薬飲んだらパラメータが急に下がって、知力が下がって息を吸うのを忘れて死んだり、器用さが下がってバナナの皮踏んづけて転んで死んだりします。

雑魚だと思って殴りかかったら超強力な武器持ってて撲殺されたり、そもそもゲームスタートして目の前にいたホブゴブリンに勝てなかったりします。

良さげな武器拾ったと思ったら空間の歪みに巻き込まれて死んだり、オーガにちょっと触ったら「っ!これは本当に痛い!」って死んだり、なんか見えない敵にボコボコにされて逃げられなくて死んだり、なにげなく踏み込んだ水の中に沈んだり、急に神様が怒り出して刺客の天使に殺されたり、経緯がわからないけどアビスに送り込まれて出られずに力尽きたり、突然変異して肉が食べられなくなって空腹で死んだり、セントールの集団に出くわして弓矢で蜂の巣にされたり、オレンジ色の像を視界に入れたら混乱させられて知力どんどん吸い取られて復帰できなくなったり…。

このあらゆる死のリスクをすべて理解して対処することで乗り越えることで、ようやくクリアが見えてきます。

対処方法が必ず存在しているので、知れば知るほど少しずつ確実に前に進めるようになります。

そんなところも面白いんですよね。

ロマンあふれるアーティファクトの数々

たまに不思議な名前がついた武具装飾品が落ちてます。

ジンの聖なる鎧とか、錬金術師の帽子とか、なすびのショートソード(???)とかがそこら辺に落ちてるんですね。
これらはアーティファクトという、特殊能力のついた武具です。

時にとんでもない能力(攻撃速度2倍とか、強い熱耐性とか)がついているので、拾った時は超興奮します。
シレンで風魔の盾拾った時みたいなテンションですね。

ローグライクの醍醐味とも言えます。
それが無数にある…!危険すぎる中毒性です。

個性のかたまりの分岐

ダンジョンには途中でいくつも分岐があります。
「オークの坑道」「蜂の巣」「宝物庫」「霊廟」「地獄」「パンデモニウム」などなど、特徴的で歯ごたえのある分岐ばかりです。

これもまたアクセントになっていて飽きない作りになっているんですよね。憎いなぁ。

暇で暇でしょうがない人は是非プレイを!

私の腐れ時代を共に過ごしてきた危険なゲームを紹介しました。

肝心のダウンロード方法とか、たぶん見たほうが良い攻略サイトとか(サイト見ずに攻略するのは超超上級者)、その辺りがぼやけたままなんですが、それはご勘弁を。笑

別に違法サイトには入らないし、危険なクリックも無く進めますが、こういったインディーズゲームをプレイするならある程度のネットリテラシーが必要なので、あえて障壁を高くしています。

もしご興味がありましたら、ぜひプレイしてみてください。

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